当記事では、旅行者がバンコク銀行に口座開設をする手順を解説していきます。実際に僕自身も、2018年の2月に口座開設をしてきました。
バンコク銀行の口座作成なう。
下記のものを持参すれば、日本人でも即日作れます🇹🇭
・パスポート
・免許証の翻訳(大使館で作れる)
・300バーツ
普通預金で0.5%、定期預金で2%の利息がつくので、日本の銀行に預けるよりだいぶおトクです😌
日本語スタッフがいるので超簡単。 pic.twitter.com/sk8HE7Va1g— ケースケ🇱🇦@ラオス (@Keisukexlife) 2018年2月7日
ちなみに、ノービザ入国の友人も別の日にバンコク銀行へ行きましたが、口座開設が可能でした。
ネット上には「旅行者では口座開設できない」と書かれている記事も一部ありますが、2018年2月の時点では開設が可能のようです。
※2018年7月23日追記※
当記事で説明している「運転免許証抜粋証明」を使う方法では、口座開設ができなくなったようです。
しかし、かわりに「戸籍記載事項証明」を発行すれば、口座開設は可能とのことです。
ちなみに銀行側も『抜粋証明』ではもう口座開設してくれないそうです。
代価策としては『戸籍記載事項証明』を取ればいいとのこと。
✅戸籍謄本(発行6ヶ月以内)を用意し
✅大使館で『証明発給申請書』と一緒に提出すればOK
✅取得にビザは関係ない(ノービザも可)ソース:大使館窓口のお姉さん pic.twitter.com/IyJ2Kyj0xB
— ショーヘー@バンコク🇹🇭 (@showheyohtaki) 2018年7月13日
口座開設の所要時間は、すべての手続きを含めて約半日程度です。
バンコク市内に旅行で訪れた際、ついでに口座を作ることも可能ですので、ぜひおすすめです。
というわけで、当記事では「日本人旅行者が、タイのバンコク銀行の口座開設をする手順」について紹介していきます。
※この記事は在タイ日本大使館とバンコク銀行のページを参照しています。
口座開設手続きに必要なもの
下記が、口座開設手続きに必要なもの一覧です。
・パスポート原本
・パスポートのコピー
・日本の運転免許証
・運転免許証抜粋証明(タイの日本大使館で発行できる)
口座開設にかかる費用
全ての費用を合計して、2970バーツ必要です。
書類の準備:670バーツ
口座開設時:300バーツ
口座入金用:2000バーツ(入金後いつでも引き出せます)
口座開設の手順
下記の手順で、口座を開設できます。
- パスポートのコピーを用意する。
- タイ日本大使館に行き、「運転免許証抜粋証明」を発行する。
- バンコク銀行の本店に行く。
- ジャパンデスクで必要書類を記入し、口座開設完了
それでは、詳しい手順を順番に解説していきます。
①パスポートのコピーを用意する
大使館での書類発行にあたり、パスポートのコピーが必要です。A4サイズの白黒コピーを用意しましょう。
タイのコンビニにはコピー機がないので、日本から持参するのが一番ラクです。
持っていない場合は、大使館から徒歩5分ほどの写真屋さんに行きましょう。そこでコピーができます。
写真屋さんの地図(星のあたり)
外観
②日本大使館に行き、「運転免許証抜粋証明」を発行する
続いて、大使館で「運転免許証抜粋証明」を発行します。これは、日本の免許証を英語翻訳した書類です。
大使館の入り口はこんな感じです。
入口の前に警備員がいるゲートがあるので、パスポートを見せれば中に入ることができます。
大使館内で、「運転免許証抜粋証明」発行書類を記入して、受付に提出すればOKです。(この時にパスポートのコピーが必要になります。)
提出後15分〜30分ほどで、抜粋証明が発行されます。
日本大使館の場所はこちら
③バンコク銀行の本店に行く
バンコク銀行本店はChong Nonsi駅とSala Daeng駅が最寄り駅です。
大使館からは少し遠いので、タクシーかBTSでの移動が必要です。タクシー移動の場合は地図を見せるか、「Bangkok Bank Main Store」と伝えましょう。
※15時30分には閉まってしまうので、13時頃までに行くことを推奨します。
バンコク銀行本店に着いたら、「ジャパンデスク」に向かいます。ジャパンデスクは、メインゲートから入って左手にあります。
もし場所がわからない場合は、サービスカウンターで「Japan Desk」と伝えれば、案内してもらえます。
バンコク銀行本店の場所はこちら
④ジャパンデスクで必要書類を記入する
ジャパンデスクの前に、自動受付の機械があります。この機械で⑦番のボタンを押すと受付番号が発行されます。
番号が発行されたら、自分の番号が呼ばれるのを待機していればOKです。順番が回ってきたら、日本語の話せるタイ人行員が案内をしてくれます。
そこで、「口座開設をしたい」と伝えれば、必要書類や手数料について日本語で案内が受けられます。
指示に従いながら書類記入が完了したら、すぐに口座開設が完了されます。キャッシュカードもその場で受取が可能です。
ちなみに、記入する書類はこんな感じです。
口座開設時の注意点
・預金額が2000バーツ以下だと、毎月手数料がかかる
預金額が少ないと、毎月口座維持費として50バーツ引き落とされてしまいます。初回で2000バーツ以上入金するようにしておけば問題なしです。
・昨年度の収入を申告する必要がある
キャッシュカードのデビット機能の上限額を決めるため、収入を自己申告する必要があります。
ただし、特に証明書の提出は必要ありません。
口座を開設するとできること
・バンコク市内なら手数料無料でATM利用ができる(月4回まで)
※市外での利用は手数料が15バーツかかります。
・キャッシュカードをBTSの乗車券として使える。(SUICAみたいな感じです)
※駅で事前チャージが必要です
最後に補足情報です。
周囲のバンコク在住者に聞くと、タイミングや担当する行員によって、口座開設の難易度が異なるようです。
今回、僕と友人はスムーズに口座開設ができましたが、それは2018年2月というタイミングのおかげもあったかもしれません。
というわけで、興味のある方はお早めに開設しておくことをおすすめします。
預金金利も、日本の銀行よりはるかに高いので、口座開設のメリットは大きいかなと思います。
以上が、バンコク銀行の口座開設の手順の紹介でした。
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